Windows・Linuxの不調を調べるコマンド:実行順序と注意点

修理・トラブル

パソコンが調子悪いときに使えるコマンドを、WindowsとLinux向けに整理しました。コマンドは症状に合うものだけを使い、実行結果を記録します。


Windowsの動作が重くなっている場合 (Performance issues)

Windowsのシステムファイルを調べる

この手順はシステムファイルの破損が疑われる場合に使います。ストレージ故障やメモリ不足を修理するコマンドではありません。重要なファイルを先にバックアップし、Microsoftの公式手順に沿って進めます。

  1. Windowsを更新し再起動する
  2. コマンドプロンプトを管理者として開く
  3. DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealthを実行して完了を待つ
  4. sfc /scannowを実行し、検査完了までウィンドウを閉じない
  5. 結果の文言を保存する。修復できない場合は公式手順の結果別の案内を確認する

実行途中で繰り返し強制終了したり、原因を確認せず初期化へ進んだりしないでください。

Linuxの動作が重くなっている場合 (Performance issues)

top

説明

リアルタイムでCPUやメモリの使用状況を確認できます。負荷の高いプロセスを特定して終了することで、動作を軽くできます。

CPUやメモリを大量に消費しているアプリケーションを確認できます。

使い方

  1. ターミナル を開きます。
  2. top を入力して Enter を押します。
  3. CPUまたはメモリの使用率が高いプロセスを確認します。
  4. q を押して終了します。

kill

説明

top で確認したPIDのプロセスを終了します。-9 オプションを付けると強制終了できます。

応答しなくなったプログラムを強制終了したい場合に有効です。

使い方

  1. top でPIDを確認します。
  2. ターミナルに kill PID番号 を入力して Enter を押します。
  3. 強制終了する場合は kill -9 PID番号 を使います。

free -m

説明

メモリの使用状況をMB単位で表示します。スワップの使用量だけでは現在のメモリ不足を断定できません。availableの値や、動作中の負荷とあわせて確認します。

メモリの空き容量を確認し、必要に応じてプロセスを終了する判断材料にできます。

使い方

  1. ターミナル を開きます。
  2. free -m を入力して Enter を押します。
  3. 「available」の値が少ない場合、メモリが不足しています。

💡補足

  • Linuxではまずtopやfree -mで状況を確認します。終了する場合は対象を確認し、アプリの通常終了を優先します。kill -9は保存や終了処理ができなくなるため最後の手段です。
  • メモリリークを起こしているプロセスを特定し、kill コマンドで終了することで改善されることがあります。
  • 定期的にメモリ使用量を確認し、不要なプロセスを終了することで、安定した動作を維持できます。

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Windows修復は結果を記録して進める

SFCはシステムファイルを検査する機能で、すべての速度低下や部品故障を直すものではありません。Microsoftの手順ではWindowsを更新・再起動したうえで、管理者のコマンドプロンプトからDISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealthを実行し、完了後にsfc /scannowへ進みます。

結果の文言を保存し、修復できない場合は公式の案内へ進んでください。会社管理のPCは管理者へ相談します。Linuxの観察コマンドとWindowsの修復コマンドを混同しないでください。

確認に使った公式資料

資料確認日:2026年10月5日。

まとめ

Windowsの修復とLinuxの使用状況確認は目的が異なります。症状に合うコマンドだけを選び、実行順序と結果を記録し、強制終了や初期化を急がないでください。

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